インド・パンチャカルマ(10~12日目)
出発前とパンチャカルマ後の皮膚炎患部写真
ビフォーアフターも一緒にUPしますね
インドでアーユルヴェーダ浄化療法・パンチャカルマを受けた
10~12日目、最後のレポートです
<パンチャカルマ10日目>
6:30 起床・チャイ
朝起きると咳が出始める。
お腹も痛くて、これはヤバい。。。
こんな所で肺炎にでもなったら大変なので、
なるべく咳をしないように堪えながら過ごす。
カファの症状である咳が出ているからなのか?
チャイの甘さがやたらと気になり始める。
甘さで舌先が痺れるような感覚がある。
いつもより光を眩しく感じて、右目の奥の痛みが酷く、
全体がぼやけて見えにくい、フラフラするなど、
これでもかという程の症状が出ている。
これはいつか別に書くつもりだけれど、
前回インドに来た時に読んだ私のアガスティアの葉に
「目が痛くなる」という予言があったのを思い出し、
ついに、しかもこんな時に出てきたのかと怖くなる
8:30 朝食
腹痛用の薬を飲ませてもらえた。
田端先生はやっと起きてこられる状態にまで回復したが、
バスティ・浣腸療法は完全に中止になってしまった。
怖くなるくらい目の奥が痛くて仕方ないことを伝えると、
目を含め腰痛と頭痛、2人共同じ場所が痛い事が判明。
やっぱり絶対同じウィルスだよーーー
どこで感染したかね?お寺?農園?と話し合い、
多分お寺のお祭りだと結論づけ、
これからはずっと毎日マスクで過ごすことを決意。
健康になるためにインドまでやってきて
やっとアーユルヴェーダ治療を受けられたのに
病気が全て出てきたようなこの状態は何なんだ~~
しかもこの状態でもうすぐフライトだぁ~~
10:30 薬をもらって飲む。
12:00 カティ・バスティ&ピチュ
腰痛が酷いことを伝えて、カティ・バスティをしてもらう流れに。
腰に小麦粉を水で練った土手を作り、
その中に温めたオイルを入れて温め、
10回程オイルをすくっては入れ替えて温めます。
痛みはヴァータの症状なので温かいオイルで鎮静するのです。
カティ・バスティの後は少し腰痛が和らぎました。
お次は首に温めたオイルを含ませた湿布・ピチュをします。
体調悪いけど温められて少し幸せ。
13:00 ランチ
14:30 チャイ
やっぱりチャイがやたら甘いぞ!!と感じてしまう。
砂糖は増えていないので、甘さに敏感になっている。
20:00 夕食
写真ないけど、小麦系で全く食べられなかったと思います。
20:30 就寝
<パンチャカルマ11日目>
7:00 起床
目の痛み・めまい・腰痛・頭痛・咳は止まっていない。
こんなに体調が悪いのはもしや生涯初かもしれないと思う。
8:00 朝食・チャイ
また小麦でもお腹が減り過ぎて半ピースだけ食べました。
チャイの甘さに吐き気を覚え始める。
12:00 カティ・バスティ&ピチュ
施術後は腰痛が楽になります。
頭痛は変化なし。
13:00 ランチ
やっとご飯とカレーだったので食べられる。
食欲が少しずつ出てきているが小麦は食べたいと思えないのです。
私の胃腸が小麦を消化したがらない。
やたらと塩気が欲しくてたまらない。
明日出発なので施錠されていた冷蔵庫を解放してもらえて、
持参した梅干しと味噌汁を飲むと最高に美味しい
アーユルヴェーダをやっていても私たちは日本人だし、
慣れたものを食べるのが健康に一番良い
まして、病気の時はおかゆしか食べられない
16:00 チャイ
チャイの甘さが許容範囲を超えてもう飲めない。
明日からはブラックティーを出してほしいとお願いする。
20:00 夕食
レモンライスとスープで食べられた。
シャワー浴びて寝るも、お祭りの爆竹などの騒音で眠れず。
頭痛も酷く、咳も出るし。
下剤飲んだ後では初めて、眠っている間に患部を掻きむしる。
甘い物でカファが増えて痒みが増したと思われる。
もうー、やだよーー。
<パンチャカルマ12日目>
7:00 起床
この付近が停電しておりシャワーも浴びれず、
暗い室内では書き物などの作業はできず。
チャイはブラックの紅茶にしてもらう。
チャイ用の茶葉だから?何故かまずい。
でも今は甘いチャイがどうしても飲めない。
持参した乳酸菌サプリさえ甘く感じて飲めない。
8:00 朝食
明日はウドゥピを発ちプネーに向かうフライトなので
日中はゲホゲホ咳をしながらパッキングをする。
こんな状態で移動して大丈夫なのか
大丈夫な訳は決してないのだけれど仕方がない。
13:00 ランチ
ランチ後もひたすらパッキング。
20:00 夕食
21:30 就寝
今回、ウドゥピでのパンチャカルマ体験はこんな感じで
後半は、本当にきつくて、辛い体験になったのですが、
手の皮膚炎は出発前の脱ステロイドで酷かった頃(2017.9.14)
とにかく痒い。雨が降ったり、少しアレルギーがある食品を食べると
関節が腫れて激しい、狂いそうなほどの痒みが起こります。
今回やっと出た結論、原因は腸内から生じた血液汚染=食べ過ぎです。
ビレーチャナ療法で下痢を起こして腸内、血液を浄化します。
結果、パンチャカルマ最後の方2017.11.7にはこんなに炎症が引きました↓
9/14の右手
11/7パンチャカルマ後の右手
アーチャリヤ先生に「手が治ってきました!」と見せると、冷静に
「ちゃんと結果が出るのは3カ月後だよ。
それまでの間は時々掻いて悪化もするだろうけれど、
結果は3ヵ月後だから今後も観察を続けなさい。」
と言われました。
細胞が代謝するには90日かかります。
10年以上悩んできたけれど、節制すれば1月には遂に治るのだ
完全に治ったのは3か月後だったと仰っていました。
ウドゥピでのパンチャカルマを終えた翌朝は4:30起床。
咳をしながら次の目的地プネーに行くため空港へ向かう。
空港でも機内でも寒気にガタガタ震えながら移動。
完全に熱がある状態でプネーに到着。
田端先生のお友達宅にお邪魔して
ベッドをかりて即、震えながら寝落ちするのでした。