インド・パンチャカルマ(7~9日目)
先に今週末の少人数ヨーガクラスのお知らせです 12/23(土) 10時~RAMAで少人数ヨーガクラス行います。
100分2000円です。ご都合が合う方はご連絡を 一緒にヨーガやりましょう
インドでアーユルヴェーダ浄化療法・パンチャカルマを受けた
7~9日目のレポートです
<パンチャカルマ7日目>
4:30 起床・シャワー
5:00 クリシュナ寺へ参拝
6:00 アビヤンガ&発汗
8:00 朝食
9:30 アーチャリヤ先生の農園&別宅へ
田端先生は早朝に浣腸したので外出拒否したものの、
アーチャリヤ先生に、片道1時間半位だから行こう!
と言われて一緒に行くことにする。
12:50 現地到着
90分と聞いてたのに180分もかかって到着
なんと先生の農園は山の方とだけ聞いたけど、
お隣のケララ州の山にあったのでした。
そりゃ遠いわ。90分じゃ無理。インド人の時間の感覚って。。。
13:00 ランチ
今日のランチはピクニックスタイル。
朝のビリヤニの残りとかもあり、おかわりしながら食べます。
田端先生は食欲がなく、顔色も良くなくて、
ランチ後の農園見学は私でビデオ録画することに。
先生の農園は傾斜が多いものの、
アーユルヴェーダの薬草や果物を植えたり
パンチャカルマ施設を作るには十分な広さがあり、
今後の計画をいろいろ聞かせてもらいました。
山の中なので今の自宅があるウドゥピと違ってとても静かで、
夜には満天の星空が見えるのだよと言っておられました。
戻った頃には、田端先生の顔面蒼白。
15:00 現地出発
途中トイレのためレストランに立ち寄る。
トイレを借りたレストランで食べたコレ美味~~!!
食後は消化力を高めるフェンネルでお口の中さっぱり
19:00 帰宅
20:00 夕食
この時点で田端先生はギリギリ起きていられる状態。
浣腸して外出したからって訳じゃ~なさそうと感じるも
まだ、感染という二文字は浮かばず。
21:00 就寝
<パンチャカルマ8日目>
4:30 起床・シャワー
5:00 クリシュナ寺へ参拝
この参拝直後、田端先生はついにダウン。。。
寒気がすると言うので触れてみると熱く38℃以上ありそう。
2人分の長袖を着込んで、グルグル巻きで横になる。
寝たいのに、頭痛と腰痛で眠れないらしく
とてもきつそうで心配。
私は心の中でマントラを唱え続ける。
6:00 アビヤンガ&発汗
ドアップでお恥ずかしいのですが、施術後の脚の輝きをご覧下さい
古典の言葉にアビヤンガを行うと「皮膚が輝きを増す」とありますが
本当にツンツルに輝いていたので
7:00 治療
いよいよ下痢を引き起こすための下剤(舐め剤)をとる。
すぐに白湯100cc飲んで室内を10分歩く。
今日は治療で下痢をするので朝・昼食はありません。
7:30 ババジへお祈り&瞑想
午前中は、喉が渇いてなくてもぬるい白湯を10分おきにすする。
45分後から排泄開始、30分~1時間おきに水下痢。
1回目の水下痢の直後から私も寒気がし始める
昼過ぎ5回目の水下痢の後、めまいと頭痛が始まる。
すぐにアーチャリヤ先生に報告するも
「2人ともパンチャカルマ中なのに、毎朝早くから
お寺に行ったりしてるからそうなるんだよ。
パンチャカルマ中は横になってはダメだ!
ひたすら白湯を飲んで、室内を歩きなさい!」
とだけ言われる
絶対に田端先生と同じやつに感染してるのに
寝る事が出来ないという地獄の時。
アーチャリヤ先生が30分おきくらいに覗きに来ては
「横になっちゃダメ!音楽聴いてるつもりでも気が付いたら
寝てしまっているものだ。ちゃんと座ってなさい!」
と怒られる。
え゛~~~~相当しんどいんですけど~~~
15時過ぎ8回目のトイレ後から、患部の手のむくみが引いて
やたらと痰が出始める。
18:45 おもゆの夕食
私の訴えを聞いて「スダルシャン」という名の粉薬が出た!
ヴィシュヌ神(クリシュナ)の車輪の形をした武器の名前。
治るよう祈りを込めて、薬を溶いた苦いお湯を飲む。
19:00 就寝
この日は就寝までに10回、夜中に3回トイレに行きました。
こんなに壮絶な下痢を体験したのは生まれて初めて。
でも、下痢よりもインフルエンザのような症状の方がきつい
<パンチャカルマ9日目>
6:30 目が覚めてチャイを頂く。
寒気がして、37か38度位の熱があるのが分かる。
でも南インド。布団がない。。。
田端先生も不調のまま寝ている。
朝食なし。11時にスダルシャン薬を飲む。
午前中のトイレは5回。
先生曰く「ノーマルな回数だ。もっと行く人もいる」との事。
12:00 ランチ
おかゆを食べて、白湯を飲む。
16:30 チャイ
キツさが限界を超えてベッドの上でグッタリ寝ていると、
先生が体温計を持って部屋に来られる。
言われるままに舌下で測定すると42.9℃と出て
ビックリさせられたが、そんな体感はないので
ただ壊れていると分かっただけだった。。。
「瞳(田端先生)を計って水洗いしたから壊れたかなぁ」
と言っていた。
とてもシンドイのだが、心の中で、そりゃそうだろ!と突っ込む。
19:45 夕食
食後にスダルシャン薬も。
前日に下剤を食べてから、翌日寝るまでに
合計18回トイレに行ったことになる。
水下痢だけでも大変なのに、
寒気・発熱・頭痛・腰痛・痰で完全に病人状態。
インドでインフルエンザ級のウィルスと闘いながら
相棒も先に倒れているので頼りになる人がおらず、
感染源を考えながら不安な時を過ごすのでした。